
こんにちは。能動的社畜のずーくんです。
「生涯雇用なんて昔の話だよ。今は無理無理!」なんてセリフ、一度は耳にしたことがありますよね。
昔と違って朝から晩まで会社にいれば生きていける時代ではなくなった今、会社の給与だけに収入を依存することはかなり危険です。
わかっちゃいるけどなかなか行動に移せないという方も多いと思います。今回は生涯リーマンを貫くことのリスクと私が副業を始めて感じた意外なメリットをお伝えします。
会社がダメなら転職すればいいじゃない
某アントワネット様的な見出しですが「別に会社はたくさんあるし転職すれば何とかなる」という考えは生涯リーマンを加速させる原因の一つです。過去に私も仕事に意義を見出せずに転職しています。
親の介護、望まない転勤、人間関係や処遇の変化など生きていれば転職するタイミングなんていくらでも出てきます。
実際に転職で問題が解決することも多いですよね。でもそれは「偶然、良い転職ができた」だけに過ぎません。以前に転職コーディネーターをしていた経験を踏まえて所感を述べさせていただくと…
あなたが20代なら、まだまだ伸びしろがあるなら転職も良いでしょう。「石の上にも~」なんて堅苦しことは言いませんので大いに転職してください。また失敗してもリカバリーできます。
30代のあなた、まだいけますが未経験分野への転職は黄色信号ですよ。特に家庭をお持ちの方、失敗すると自分だけでは済みませんから慎重に考えましょう。独身の方は…別に家庭があることが幸せとは限らないので全然気にしなくて大丈夫ですよ!!
40代のあなた、転職サイトなんて使って転職したら十中八九失敗します。キャリアを評価されて引き抜かれるような転職じゃないと過度な期待によるプレッシャーや伸びしろの少なさからくる寂しい処遇待ったなしです。
50代のあなた、基本的にはマイナス方向に作用すると考えてください。
転職希望者には嬉しいことに人手不足で仕事はいくらでもあるのですが、「満足のいく就職先」を「タイミングよく」見つけることは簡単ではありません。転職したら元には戻れないので慎重に考えましょう。
企業買収という青天の霹靂
私はM&A(企業の買収、合併)に関わる仕事をしています。取引が成立すると必ず起こるのが「環境の変化に伴う従業員の退職」です。
買った企業が意図的に退職まで追い込むことも珍しくありません。父親に近い年齢の人が退職に追い込まれる場面に直面すると「これから先どうしていくんやろか…」と何とも言えない気持ちになります。(私が企業の橋渡しをしたのは内緒です)
一方、 処遇をそのまま引き継いで「みんなウェルカム状態」でも必ず退職者がでます。 社長が変わってしまえばそこはもう同じ場所ではないのです。
M&Aに限らず、まったく予期せぬタイミングで会社を去らないといけない状況なんていくらでもあります。
たった一度の人生をそんなことで狂わされたら困りますよね。そんなあなたに朗報です。
副業で得られた意外なメリット
わたしもあることをきっかけにこのまま会社に依存してたらマズイと思い立ち、会社以外の収入源、いわゆる副業を始めました。
始めるまでは腰がトントントントン!ヒノノニトン!くらい重かったですがやってみるといいことばかりでもっと早く始めればよかった…と素直に思います。
①普通に収入増えてうれしい。
これは言うまでもないですね。文句がある人はサイコパスですヒェ!!
②心に余裕ができた
よっぽど暇な人を除いて副業をすると時間に追われます。当然です。
ただ、その中で時間を捻出するための工夫が生まれるんですね。
「今までしていたこと半分の時間で終わらせよう」
「ぼーっとしていた通勤時間、移動時間を副業に回そう」
「朝ちょっと早起きしてみよう」
「寝る前にYouTube見るのやめよう」
「タイムラインに流れる疎遠な友達のしょうもない投稿にイイネするのやめよう」
ダラダラするのが大好きな私は生活は副業を始めてから明らかにハリが出てきたのです。
本業にもプラスの影響があった
副業での収入が増えてくることで本業でも良い効果がありました。
副業が順調だと「いつ辞めてもいい」という気持ちが生まれます。その結果「上司からの圧力」「数字への責任」といった重圧から少しだけ解放されたのです。(全開放はだめです。それはクビです)
重圧から解放されると以前に比べて明らかに視野が広くなりました。さらに、会社に頼らずお金を稼ぐという経験から思考も柔軟になり、失敗を恐れずチャレンジしてみようという気概も生まれました。
④転職するにもしっかり選ぶ余裕ができる
給与収入だけだと会社を辞めた瞬間から基本的には貯金を切り崩していく生活になります。
失業保険や奥さんの収入、パッパとマッマからの援助などがあるかもしれませんが、普通の人なら不安に駆られます。だからといって焦って転職先を見つけて大失敗なんてことになると目も当てられません。
しかし、副収入が安定していれば焦って就業先を探す必要はありません。ニートでもないので多少のブランクが空いても企業側としては評価しやすいのもポイントです。
じっくりと自分に合った企業を探しましょう。
やっぱ副業っていいよね!
副業に興味があるけどなかなか行動に移せない人という人は、是非とも一歩を踏み出してください。
最初は時間に追われて大変なこともたくさんありますが、将来へのリスクヘッジ、生活水準の向上、仕事の効率化などメリットは計り知れません。
見える世界を変えてみよう。
私はあっちの世界でお待ちしています。(探さないでください)
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